夏の石段をゆく ー宝山寺参道ー 2026/8 B3
お盆が過ぎても暑さは衰えず、少しでも涼を求めて生駒山の宝山寺へ向かった。しかし、期待に反して参道の長い石段は強い陽ざしに照りつけられ、一歩進むにも眩暈がするほどの過酷さだった。「生駒の聖天さん」と呼ばれて信仰を集めている境内も、さすがに真夏の午後は閑散としている。そのうだるような陽ざしと静まり返った石段の気配を描き表そうと、幾度も手を加えるうちに、また描き込んでしまった。それでも、あの日の熱気と静寂がこの一幅に宿っていれば良いのだが・・・。
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