ジキタリス

ジキタリス 2026/6 四切 
ひどい腰痛で3週間ほど筆を置いていたが、ようやく痛みが消え、川端画塾に参加して描いた一枚。やっぱり私には絵を描く時間がなによりの特効薬だ。張り合いが出て、足元のおぼつかなさもややマシになってきたように感じる。さて、このジキタリスは奥様が植木鉢で育てられたもので、人の背丈ほどに伸びて、小さな可愛らしい花を稲穂のようにたくさん着けていた。長尺なので花を主役にすると下方に広がる葉は入らないので構図作りで迷った。結局、葉は諦めてこのように下方を薄い墨でぼかすようにしてみた。ジキタリスは、花の形から「キツネノテブクロ」)とも呼ばれ、心臓麻痺を起こすほどの猛毒があるそうだ。花言葉は「不誠実」、「偽りの愛」。外見の美しさに惹かれて食さないようにという警告である。「美しい花には毒がある」と言われるとおり、上辺を良く見せようと身を飾り、へらへらと笑いながら権力者に媚を売るような振る舞いをする人には、本当に気を付けなければと思う。 


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