時を重ねる民家ー豊能・牧   2026/5 F8 
「山萌える頃」を描きに行ったとき、この民家と再開した。4年前は手前が高い草木で覆われていたが、今回は刈り取られ、奥へと続く侘しい土蔵や錆色の屋根が露わになり、4年の歳月の流れが偲ばれた。その錆びた屋根から鬼瓦がぐっと迫ってきた。なんだか、人生の円熟期で少しは周りの景色がよく見える歳に達しながら、未だにぼんやりとしか見ていない自分が叱咤されているように感じてきた。そんな自分の心境を重ねて、あえて一度描き込んだ奥の風景をこすり取ってぼんやりとさせたのだが、いかがだろうか。(「ちよっと”盛筆”だね。ー影の声)


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